ドイツの枯山水庭園、完成
- Ito Izuru

- 7月11日
- 読了時間: 2分
先日ドイツの作庭から戻ってきました。
空港に着いた瞬間、やはり日本は異常に暑い!
実は滞在中、ドイツも猛暑のような天気でした。日差しは強烈で刺すような痛みを感じます。
木陰に入ると極端に和らぎますが、気温は30℃を超えていました。
ただし、日本のように簡単に「涼」をとるすべがないのです。
ホテルにはクーラーがついておらず、日中冷たい飲み物を買うところも数少ないです。種類もわずか!
アイスコーヒーなんて貴重品です。しかもあったとしても値段が以上に高い!
日本の方が暑いですが、暑さを凌げるものがたくさんあって便利なのは日本なのです。
話がそれました。
今回、私の師事する野村庭園研究所 野村勘治先生に付いてドイツで作庭することになりました。
設計も野村先生です。
場所はミュンヘンの郊外、東に約50kmのドルフェンという小さな町です。

地域の公園の中に造られることとなりました。
横に小さな川が流れる、とても環境のいいところです。
地元の石を使っての、枯山水庭園の築庭です。

大きな石から順に据えていきます。

順調に進んで、石のボリュームがかなり出ました。

周りの石を装飾的に据えていきます。飛び石や、縁取り石など。
ここまで来るのに5日かかりました。
ちなみにメンバーは私も入れて、総勢9人、皆さん日本から参加です。
一人地元の青年が機械のオペレーターで手伝ってくれました。
さてここでちょっと、道をそれて・・・
ドイツといえばもちろん、ビール!です。
夜のごはんや、ビール工場に招待されたりとか、いろんなシチュエーションでビールを堪能しました。
さて、工事は佳境です。

9日目、そして完成。


最終日はセレモニー、ドルフェン市民にお披露目です。

関係者の皆さん本当におつかれさまでした!とてもいい仲間と仕事できたことが何より励みと楽しみになりました!
仕事も無事終わり、私は3日間だけ休暇を取り、アルプスへ向かいます。

アルプス編に続きます。











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